二の腕を細くするのは難しいと思っていました。
事実、若い頃、盲腸を手術したことがあって、その後、体質が変わったのか、甘いものが好きでもなかったのに、突然、甘いものが食べたくなってチョコレート狂になり、日夜、チュ子レートばかり食べていました。そして、気付いた時のは7キロ位太ってしまっていました。
その頃は、体重計など自宅にある状態ではなかったので、太った自分にも気付きませんでした。
ところが、卒業写真を見てビックリ! ずっと細いと言われていた体型が、2倍くらいになっていました。
それで、やっと、自分が太ったことに気付いたという訳です。
その時、一番目立ったのは、二の腕でした。
一番ぜい肉がつきやすい場所なのかもしれません。
その後、慌てて懸命に力こぶを作る運動や腕立て伏せをしたり努力しましたが、細くなる気配はありませんでした。
ほどなく、結婚し自分で食事を作らなければならない立場になって、1年くらいで元の標準体重に戻りますと、二の腕も十代の頃のように細くなりました。
その後、標準体重を維持していましたが、四十台になり都会から地方に越してくると、バスの便が悪く、やむを得ず自転車に乗り重いものを日常的に運ぶ中で筋肉がてきてきて、アスリートのような力コブができました。
7年程前に、コレステロールが高いことが発見され医師から食事療法をするよう指示され、大豆製品を主に献立を考え、魚と野菜中心の食事に変えていきました。
すると、劇的に体重は落ちました。
すると、二の腕も、本当にぜい肉はなくなり小枝のように細くなりました。
過去に自転車で作った力コブは、ちゃんと残っています。
ここから体験したことは、全体に体重が落ちれば、二の腕も自動的に細くなるということです。
それゆえ、二の腕体操で痩せようと奮闘努力しなくても、ちょっと食事に気を配ってもらえれば、無理にダイエットしなくとも、自然に余分な肉は落とせます。
それには、車での買い物を控えて、自転車にしてみるとかで自然に筋トレもできてしまいます。
それで、買い物もでき、腕も鍛えられるのですから一石二鳥ではないでしょうか。
ちなみに、細すぎる腕になってみると、女性の魅力は、ふくよかな腕かもと女性らしい腕に憧れている自分に気付きます。
矛盾している心境ですね。